Strawberry Farm 2 仕事内容（ピッキング編） ーCabooltureー
Caboolture、Strawberry Farmでの
Pickingという仕事内容について
紹介していきます。
＊かなり正直に書いていくので、参考になればと思います。
まずPickingはイチゴを摘む作業です。
トローリーを使って、イチゴを摘みます。
写真右側にあるのがトローリーです。
椅子に座って
左右から摘んだイチゴをトレイに入れ、
イチゴが入ったトレイを
横にあるラックに積んでいきます。
自分が入った場所にもよりますが、
イチゴがたくさんあれば、
１Row終わったころには
トレイが山積みになっています。
（これが結構重いです）
このトローリーが全然で（苦笑）
まっすぐ進まないものや、パンクしているもの
めちゃくちゃ重いもの、いろいろあります。
正直、良いトローリーは少なかったと思います。（泣）
一つアドバイスしておきたいのは
まっすぐ進まないトローリーは
腰をすぐ悪くします。
これは、椅子に座っていても、
イチゴを摘むときは腰を曲げた状態でいること。
これを８時間。長いときは１０時間。
まっすぐ進まないトローリーを
何回も動かすので、
当然、腰に負担がかかり、
今まで腰痛に悩まされなかった人も
腰を痛めていました。
（腰を痛めるのは、他の野菜ファームもあるあるです。）
みんな椅子の上に、
マットやクッションなど柔らかい素材を置いたりして
腰を悪くしない工夫をしていました。
私も毎日ストレッチはかかさずしてました。
レートは時期によって異なりますが、
私が働いていたファームはトレイ数計算でした。
最初は１トレイ＄２。
そこからだんだん下がっていき、
ハイシーズンは＄１．３でした。
他のファームではキロ計算があり、
トレイ計算より、この計算を好む人もいました。
では、だいたいどのくらい稼げるのか？
ハイシーズン前後で考えると、
私は途中から腰を痛めていたので、
あまりスピードが上がらず、
１日８０～１５０トレイでした。
トップピッカーと呼ばれる人たちは
１日２００～２８０トレイ稼いでました。
これを週５～７日です。
まだHand Pickingをする時期だと週３～５日。
ハイシーズンは毎日休みなしでした。
（イチゴの状態にもよりますが、雨の日も働きます。）
Strawberry Farmで稼ぐことができるのは
本当に速くてミスのない人か、
スティールをする人（隣の人のイチゴを盗る人）
この２つのタイプの人だと思います。
これはファームによってですが
私が働いたファームは
スーパーバイザーがかなり緩く
早く終わればそれでいいという考えだったので
遅い人はイチゴを盗られても仕方がないという感じでした。
なので、スティールする人は稼ぎたい放題
やられるほうも、やり返すなど、
もはや戦場と化していたと思います💦
＊あるファームではルールがあり、スティールは絶対禁止で、スティールした人は強制退去だったそうです。
ファームによって変わりますが
１Row４列の苗があるものと
１Row３列の苗が植えられているものがあります。
４列あれば２列ずつ
イチゴを摘むように考えることができますが
３列の場合、真ん中の列のイチゴの位置が
とても曖昧なので、隣の人によりますが
基本盗られてしまいます。
私としては４列ある方が
２列ずつとハッキリ考えることができるので、
ピッキングしやすかったです。
あと大事なのは、土地の状況。
泥だらけでトローリーが使えないRowもあれば
坂道が多くて、女性には大変なファームもあります。
話に聞くとPinataは大きなファームですが
坂がきついと聞きました。（私は働いたことはありません💦）
私が長期間働いたファームは
DonnybrookとRoy’s Farmでした。
Donnybrookは、他と比べて坂はまだ少なめですが
雨の日は泥水が多く、
端のRowはトローリーを使って
イチゴを摘めないので、
歩いて摘んでいました。
経験者は多めだったと思います。
Roy's Farmは、坂はきつくなかったと思います。
ただ、Roy's Farmで働いていた人から聞くと
経験者がとても多く、
遅い人はあまり稼げないと聞きました。
（私が行ったのはハイシーズン後で、
ヘルプで行きました。）
Glasshouse Mountainも行きましたが、
坂が急で、多いのと、
トローリーが本当に良くなかったです。
Beerwahへ行ったときは、
坂は急で女性にはきついと感じました。
ただし、その年はイチゴがとてもよく育っていました。
☛ただし、Glasshouse Mountainは倒産したので、今年(2022)はないと思います。
【注意】
どのファームを選ぶかは、
私の経験の情報だけで
判断しないようにしてください。
どのファームもメリット・デメリットがあり
人によって、合う合わないがあるからです。
また、毎年状況は変わります。
コントラクターやスーパーバイザーが変わることがあれば
コロナの影響で
ファームが栽培する苗の量も変わります。
これだけ言えるのは
ここ数年でどのファームもPicker不足だということです。
（コロナの影響でワーホリメーカーが国に帰り、新しく人が入ってこなかった為）
去年、一昨年だけで考えても
Pickerが不足が原因で
Packerがヘルプに来ていました💦
（ちなみに私がPackerの時も、Pickingやってました笑）
ただし、島国から労働者を雇っているファームは、Pickerが足りている場合があります。（Stanthorpe Easten Colourなど）
噂によると、カブルチャーのトップピッカーたちが、ここでは真ん中の位置になるそうです。それだけ、上手にピッキングすると聞きました。
また、コントラクターを雇わない小さなファームもあります。
良いファームはしっかり給料を払ってくれて
労働環境も良いと聞きます。
どのファームが合うか
実際に働いてみるのが一番かもしれませんが、
事前に情報収集は怠らないようにしておくといいです。
さて、
CuttingやWeedingという仕事も経験したので、
また後日まとめようと思います。
